同人誌や同人イベントの人気は高まる一方

近年同人イベントの規模も広がり、今では10代の学生から社会人まで多くの人が同人誌を買い求めています。

同人誌を集めるのが趣味だったけど、今は飽きてしまった、違うジャンルに移ったから処分したい・・・、と考えている人は、同人誌を買取に出してみてはいかがでしょうか。

売るお店さえしっかり選べば、高値で売れて新たな趣味の資金にもなります。

同人誌を売るうえで知っておきたいポイントや、オススメの買取店について紹介しているので参考にしてみてください。

そもそも同人誌とは?

元々は、同じ物を好む人同士で資金を出して制作した雑誌『同人雑誌』の略語が『同人誌』とされていました。

今では漫画やアニメの二次創作として、漫画・小説などを作り発行したものが主な同人誌のイメージとなっています。

同人誌の入手方法は様々で、『コミックマーケット』『コミックシティ』『コミティア』などの同人誌即売会での購入がメジャーです。

オールジャンル系イベントの同人誌即売会では、サークルの活動内容やジャンルに制限がなく、様々な作品が販売されています。

一方で、オンリーイベントと呼ばれる、決められた作品・内容の物だけを取り扱ったイベントも頻繁に行われています。

オンリーイベントは特定のジャンルを好む人が集まり、オールジャンルなら埋もれてしまうような作品をアピールできる場でもあります。

また、同人誌の販売方法として、ネット通販、DL販売、店舗販売を扱うサークルも増え、イベントに足を運べない人でも同人誌は気軽に購入できるようになりました。

同人誌には一次創作と二次創作がある

同人誌は、漫画・アニメ・ゲームなどの既存の作品のキャラクターや世界観を使って創作をする二次創作と、題材を持たずにオリジナルの創作をする一次創作に分かれます。

二次創作は、作家自身が有名でなくても題材にしている漫画やアニメの人気があれば、その同人誌自体の人気も上がります。

そのため人気のある旬の作品の同人誌は高値で売れやすい傾向にあります。

一次創作の場合は、イベント会場で出張編集部が設けられることもあり、同人からプロデビューをする人も最近では多いです。

現在活躍している人の中にも同人上がりのプロ作家は多く、作家が同人時代に発行していた同人誌にプレミアが付くことも珍しくありません。

そのため有名になった作家が描いていた同人誌は非常に高値で取引されることがあります。

同人誌ならではの魅力とは?

二次創作同人の場合、同じ作品を題材にしているのに描いている人が違うので、それぞれの作家の絵柄やストーリーなど、異なる雰囲気を楽しめます。

好きなキャラクターをお目当てに買う人は、色々な人が描く推しキャラを見るのも楽しみの1つと考えます。

また、同人誌では、脇役キャラを主役にした漫画や、実際にはくっついていないカップリングの恋愛ストーリーなど、原作には無い展開を楽しむことができます。

二次創作は作者が自由に創作しているので、公式にない設定だとしてもNL・BL・GLなど、好きなように改変することが可能です。

同人誌の中でも特に、成人向けやBLの作品は非常に人気があり、「見たいけれど原作で見られない」展開だからこそ、原作ファンからの需要も高くなっています。

読まなくなった同人誌は買取に出して現金化!

同人誌は中古市場でも人気!その理由は?

同人誌は一般的に販売されている漫画の単行本と比較して、20ページの漫画で500円、16ページのイラスト集で600円など、少々割高です。

実際にイベントに足を運んで大量に同人誌を購入する人にとって、数万円かかることも珍しくありません。

同人誌は1冊の値段が高いので、「中古でも良いから安く購入したい」と考える人も多く、中古同人の需要は高まっています。

同人誌集めを趣味にしている人でも、推しているアニメや漫画が変わると、今まで集めていた同人誌を買取に出して新たな同人誌の資金に充てる人もたくさんいます。

自分が飽きてしまった作品の同人誌でも、世間のブームが過ぎ去っていなければ高値がつくこともあるので、処分方法として買取は非常におすすめできます。

売れない同人誌もあるの?

お店を選べば同人誌は売ることができますが、中にはどこのお店でも買い取って貰えないタイプの同人誌もあります。

買取不可の理由は、描いてある内容やジャンルではなく、同人誌の“作り”に関係しています。

『コピー本』と呼ばれるコンビニのコピー機などで印刷された本誌が、ホチキス止めされている物は買取不可になることが多いです。

他にも、表紙と本文が同紙同インクで刷られた『折り本(ペラ本)』や、イベントパンフなども買取できない所がほとんどです。

きちんと印刷所を利用して製本された同人誌(表紙と本誌の紙やインクが違う)なら買取に出しても問題ありません。

また、同人誌のISBNコードの有無を気にする方がいますが、基本的に同人誌にISBNコードはついていないので気にする必要はありません。

商業アンソロジーなどにはコードがついていますが、同人誌にはコードが無いことが普通なので、同人誌の買取を行っている所なら問題なく買取に出せます。

同人誌の買取でおすすめのお店は?

『まんだらけ』って有名だけどどうなの?

まんだらけは全国に店舗を持つ、古本やアニメグッズを取り扱っている中古品販売店で、名前を耳にしたことのある人は多いかと思います。

同人誌も買取対象商品に含まれ、宅配買取サービスを行っていますが、注意点があります。

まんだらけで宅配買取サービスを利用する場合、何点商品を送っても送料は自己負担になります。

一方で、駿河屋は商品30点以上、もしくは3,000円以上で送料無料になるので、30点以上売りたい同人誌がある場合には駿河屋を利用するのが良いでしょう。

また、まんだらけの宅配買取では商品を送ってから入金まで連絡を貰うことができないので、査定額を知ることなく代金を受け取ることになります。

査定額を知ってから売るか否かを決めたい方にとってはまんだらけは少々使いにくいでしょう。

駿河屋を利用した人からは「まんだらけの2倍近い値段で買い取って貰えた」との声もあり、送料無料だけでなく買取価格の面でも駿河屋の方がおすすめです。

『明輝堂』は女性向けしか買取してない

明輝堂は女性向け同人誌の専門店で、NL・BL・ギャグ・健全などの同人誌の買取を受け付けています。

ただし、あくまで女性向け専門店なので、男性向け同人誌は売ることができないので注意が必要です。

また、買取の申し込みをした際に受付メールで、「そのジャンルの同人誌は買取できない」と伝えられることもあるので、一概に女性向け作品でもジャンル問わずに買取可能なわけではないようです。

また、同タイトル商品は2冊目以降の買取は不可となっており、梱包して送ってしまうと着払いで返送となるので十分に注意しましょう。

また、送料以前の問題として、送る同人誌が30冊以上ないと宅配買取を利用できないので、売りたい同人誌が30冊に満たない方は他のお店の利用をおすすめします。

同人誌を売るなら『駿河屋』!

駿河屋は中古品の買取・販売を行っているリサイクルショップで、コミック、同人誌、ゲーム、CD・DVD・アニメグッズなど、様々な商品を取り扱っています。

駿河屋では宅配買取サービスを提供しており、売りたい同人誌をダンボールに詰めて送るだけで現金化できるので、買取初心者の方でも簡単に売ることが可能です。

駿河屋の買取サービスには、『かんたん買取』と『あんしん買取』の2種類あります。

かんたん買取は、売りたい商品を詰めて送り、査定結果に納得したらすぐに買取代金を振り込んで貰う買取方法です。

あんしん買取では、荷物を発送する前にサイト内で売りたい商品を検索して、見積もりをしてから買取に出すことができます。

売りたい商品を検索から選んで送った後は、見積もり結果が届くので、買取価格に納得がいけば商品を発送します。

事前にどのくらいの金額で買取されるか把握できるので、「買取価格が分からないまま商品を送りたくない」という方は、あんしん買取を選びましょう。

同人誌を買取に出すなら、送料や買取価格においても、駿河屋は非常におすすめできる店舗なので、上手に利用していらない同人誌をお金に換えましょう!

駿河屋の詳細を見る