値札シールは買取の可否や価格に影響する
漫画の裏表紙を見てみると、値札のシールが貼ってある場合があります。
中古の漫画を購入した時に特に多いのですが、そのような漫画は買取ってもらえるのか疑問に思う方も多いかと思います。
結論から言うと、値札シールが貼ってあっても買取自体はOKです。
ただし、値札シールが貼ってある漫画は買取価格が下がる可能性が非常に高いので、注意が必要です。
査定員も値札の有無は確認している
漫画買取は基本的に、高価買取を狙うなら、綺麗な状態で商品を送ることが重要です。
「綺麗な状態=新品で売られているような状態」なので、新品の漫画に値札シールが貼ってあるのはふさわしくありません。
そのため、値札シールは綺麗に剥がしてできるだけ綺麗にしておくようにしましょう。
また、値札シールが貼られている場合は、大体が中古で購入した漫画なので、値札の値段から漫画の価格を査定されてしまうことも大いにあり得ます。
新品よりも元値が低くなる分、買取価格も下がってしまう可能性があるので、値札シールは剥がしておくのがベストと考えられます。
長く貼ってあった値札シールは剥がしにくいこともありますが、ドライヤーで温めたり、ウェットティッシュでこすると簡単に取れますよ!
値札シールの綺麗な剥がし方については、次の項目で詳しく説明するので参考にしてみてください。
ちなみに、中古で購入した本にはシールが貼ってあるだけでなく、漫画の最終ページあたりに鉛筆で値段が書かれていることもあります。
こういった部分も買取査定では見られていますので、査定に出す前には確認しておきましょう。
値札シールが綺麗に剥がれるオススメの方法!
ドライヤーでシールを温める
シールを剥がす際にドライヤーを使う、という話を耳にしたことがある人も多いかと思います。
やり方は非常に簡単で、ドライヤーを最も高い温度に設定し、シールに向かって熱風を浴びせます。
大体40秒ほど熱風を当てれば、ドライヤーの熱によって粘着力が弱まるので、シールが剥がしやすくなります。
綺麗に剥がれないようなら、無理して剥がさずに再び熱風をあてます。
この方法なら特別な道具がなくても、ドライヤーさえ持っていれば実践できるので非常に便利です。
ドライヤーを使う方法は、漫画や本以外の物からシールを剥がす場合には、熱に耐えられるものかきちんと確認してから温めるようにしましょう。
シール剥がし液を使う
100円均一などで、シールを剥がすためのアイテム『シール剥がし液』を購入できます。
値札シールの上に綿棒やティッシュなどで剥がし液を塗り、1分程待つと簡単に剥がすことができます!
時間もかからず綺麗に剥がれるので、値札シールが貼ってある本が大量にある、という方は安く入手できるので購入を考えてみても良いかもしれません。
他にも液体を使った剥がし方には、お酢、除光液、ライターオイルなどを使う方法もありますが、一番確実なのは市販で販売されているシール剥がし液と考えて良いでしょう。
アルコールティッシュで擦る
アルコールが含まれているウェットティッシュで値札シールを擦ると、シールを綺麗に剥がすことができます。
ウェットティッシュの水分とアルコール成分によってシールが剥がれやすくなるので、ただ手や爪で擦って取ろうとするよりも簡単に剥がせます。
シール部分を強めに擦るのがコツですが、擦っている間に漫画本体を傷めないように十分に注意しましょう。
この方法はTwitterなどでも注目を集めていた方法なので、自宅にウェットティッシュがある方は、是非実践してみてください。
地道な努力が高額査定に繋がる!
値札シールを全て剥がすのは面倒と思うかもしれませんが、せっかく漫画を売るならできるだけ高い値段で買い取って貰いたいですよね。
そのためにも、できるだけ値札シールは取り除くようにしましょう。
上記で説明した方法を使えば、簡単に剥がすことができるので、それほど時間もかかりません。
中古で購入した漫画が思わぬ臨時収入に繋がる可能性もあるので、売る前に漫画は綺麗な状態にしておきましょう。